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Q＆A ーはじめてデザイン依頼をご検討の方へ

 
メディアでのイメージが先行しているためか、デザイナーは近寄りがたい、とっつきにくいと思われていませんか？
普段は接する機会がない職種ですので無理もありません。中でもメーカーに属さないフリーランスのプロダクトデザイナーは希少な存在です。
また、デザイナーの質も一見しただけでは判断できず、高額な費用を請求されたり、納得できないデザインになることを懸念されているかもしれません。
少しでもそういった不安を払拭できればと思い、よくある質問とその回答をまとめました。
ぜひご一読ください。
 

Q

どのように依頼すれば良いのかわかりません。

A

お問い合わせいただきましたら、まずは詳細をお教えいただくためにお打ち合わせをお願いいたします。
その後開発スケジュールとそれに対応したお見積をご提出します。
スケジュール通りに進むとも限りませんので、都度ご相談の上スケジュールや開発工程の見直しがある場合もございます。
通常、各工程の納品には2週間程度をいただいております。
例）市場調査資料作成
　　アイディアスケッチ10案
　　3Dモデリング
　　など
 

Q

契約形態にはどのようなものがありますか。

A

開発工程の項目ごとに費用を算出する方法のほか、開発期間を定め、月割りでお支払いいただく方法もございます。
販売数に応じて報酬をいただくロイヤリティ契約というものもございますが、弊所では今のところ経験がございません。
 

Q

開発中のものを見せるのは不安です。

A

機密の漏洩はあってはならないことです。
弊所ではご希望であればNDA=機密保持契約を交わしてから具体的なご相談内容を開示していただく対応をしております。
 

Q

依頼してできた意匠の権利はどうなりますか。

A

弊所では意匠等の権利出願はお客様に委ねております。
その上で、さしつかえなければ創作人の欄（特許の場合は発明人）に弊所担当スタッフの個人名を追加いただくお願いをしております。
権利は創作人が誰かに関わらず出願者のものになります。
 

Q

まだ企画が固まっていないのですが相談は可能ですか。

A

企画段階からのご相談も歓迎しております。
ご相談いただく案件には、製品ができたとしてもその後の販売に苦戦すると思われるようなものも中にはございます。
その場合は弊所から方向転換や企画見直し等のアドバイスをさせていただくことがあります。
むしろ、企画途中の段階でご相談いただける方が望ましいです。
 

Q

プロダクトデザイン以外もお願いできますか。

A

弊所ではクラウドファンディングに関わるデザイン、クリエイティブ業務を包括的に行った実績があります。
具体的にはコピーライティング、撮影、図版作成、動画編集などです。
また、ネーミング、ロゴ制作なども承っております。
もちろん各分野でそれを専門とする会社はありますが、それぞれに依頼すると費用もかかる上、なにより全体の統率を発注側がコントロールする必要が出てきます。
御社に経験や実績があれば問題ありませんが、そうでなければ製品の世界観を深く理解したデザイナーにディレクションを任せるほうが確実です。
 

Q

とにかく安く依頼できますか。

A

予算が限られる案件では極力無駄が発生しないような開発工程をご提案する努力をしておりますが、基本的には作業工数分の費用が発生いたします。
お打ち合わせやお見積もまた、費用として計上しないものの人件費がかかっています。
目安としては総額5万円以上は必ず発生するものとお考えください。
ソーシャルアウトソーシングサービスなどには格安で受注する業者が多数登録していますが、プロとしての経験が浅い方であることもしばしばあります。
プロジェクトを完遂できないのはもっての外ですが、質の低いデザインになってしまってはせっかくの投資が無駄になる恐れもあります。
デザイン開発に活用可能な補助金もございます。ぜひご検討ください。
例）名古屋市デザイン活用支援事業
 

Q

どのデザイナーが良いかわからないのでコンペ形式にしたいと考えています。

A

コンペ形式はデザイナー活用に慣れていて、かつ予算が潤沢にあれば非常に有効なケースもありますが、そうでなければあまりおすすめできません。
良いデザインを仕上げるのにもっとも重要なのはコミュニケーションです。
お客様の事情やお考えを深く理解しなければ良いアイディアもご提供できないことをご理解ください。
多くの場合、一社と綿密な連携をするほうが費用的、時間的、質的にも良い結果になると考えております。

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