3月18日、新型のiPad Pro&MagicKeyboard、そしてMacBook Airが発表されました。今回の目玉は”キーボード”!製品対応のため、早速その「かたち」にフォーカスしました。
今回の発表で最も注目すべきポイントのひとつは何と言ってもキーボード!
いや、君らいつもキーボードしか見てないじゃんというツッコミを受けそうですが。
私たちファーイーストガジェットは、Macのキーボードを無刻印化するステッカー、「ブラックアウトステッカー」などのアクセサリを開発、販売しています。
毎度新モデルが発表されるたび、リリースされた製品画像をストックしてサイズなどを検証しているうちに「誰よりもMacのキーサイズに詳しい人」になってしまいました。
しかし今回に限ってはキーボードに注目しているのは私たちだけではないでしょう。
MBP”16に続きやはり採用されたシザー構造キー。
新型iPad Proと同時に発表されたiPad Pro用Magic Keyboard(iPadキーボード)ですが、これまでのiPad用キーボードとは一線を画し、トラックパッド搭載、ハードキーと、Macに肉迫した内容となっています。そして、前回のリリースで話題になったMacBook Pro16インチ(以下MBP”16)と同じく「シザー構造」のキーになりました。
新MacBook Air(以下新MBA)もまた、シザー構造採用です。これまでのバタフライ構造の評判が芳しくなかったのでヘビーユーザーには嬉しい情報です。
新MBAのキーサイズはMBP”16と一致。シザー構造専用規格。
前回のMBP”16発表時、即リリースの画像からキーサイズを割り出す(偏執的な)記事を書きましたが、これによりMBP”16は新構造採用にともないこれまでと全く違うサイズ規格になったことが判明しました。
【検証】MacBook Pro 16インチのキーボードはキーサイズも全く新しい
今回のリリースも当然、即日検証しました。
そして判ったことは、まず新MBAのキーサイズはやはりMBP”16と同一の規格になっていたということです。下のGIFを見れば、キー同士のピッチに違いがあることがお分かりいただけると思います。逆に言えば、それ以外ほとんど変わっていないのは驚愕に値することなのですが。
外寸も一切変わっていないので、ノーマナーフィルムforMacBookは引き続きMBA対応です(重要)。
iPadキーボードのキーはさらに新規格のデザイン。
問題は新MBAよりiPad Pro用Magic Keyboardのほうです。Macに肉迫する内容ではあるものの、あくまでMacではなくiPadであることから、Macとも従来のiPad用キーボードとも異なるキーデザインを採用しています。
具体的には、キーの縦横比と角アールです。キー寸法は、新しいMacで採用されている 16×16.5mmと同じか、それに近いものに(不鮮明な画像から割り出した寸法ですので、0.5mm程度の誤差はありそうです)。しかし、iPad Proでは角アールをMacより大きくすることで印象の差別化をはかっていることがわかります。
また、画像を見る限りですが、キーの四辺をぐるりと周るアール(全周アールと呼びます)も最小アールのMacに対しiPad Proでは少し大きめのアールを採用しているようです。
ちなみに、キー同士の間隔(ピッチ)はMacとiPad Proで違いはほぼありませんでした。両サイドのshiftやreturnキーなどのサイズで横幅を調整しています。キーピッチはユーザビリティにかなり影響してくるので歴代Macでもしっかり守られています。
※今回の内容は発表時点の情報に基づく分析であり、今後必要に応じて更新する予定です。
ブラックアウトステッカー 新型Mac、iPad Proに対応予定。
以上、新iPadキーボードと新MBAのキーボードの新デザインについてレポートしました。
ファーイーストガジェットでは、早速これら新製品に対応できるよう各製品をバージョンアップおよび新型番をラインナップしていく予定です!
追記:新MBAに対応しました!(2020/4/13)
ブラックアウトステッカー/ブラックアウトステッカーProが新MBAに対応しました。
プレスリリース>ブラックアウトステッカー 2020年型MacBook Air 対応モデルを発売しました。
商品名 | 型番 |
ブラックアウトステッカー | BOS05-JIS,BOS05-US |
ブラックアウトステッカーPro | BOS06-JIS,BOS06-US |
詳細は製品サイトをご確認ください。