FAR EAST GADGET MAGAZINE

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グラフィックデザイン 作品集

【デザイン事例】マークセラピー研究所  企業ロゴ のリニューアル

前回の記事でご紹介したマークセラピー研究所様。もとはといえば、この製品開発とクラウドファンディングのお手伝いからお付き合いが始まったのですが、この機に企業ロゴも変更したいというお話をいただきました。

マークセラピー研究所とは?ただの整骨院ではなかった。

マークセラピー研究所は名古屋市桜山にある整骨院であると同時に、枕外来、構造医学などの研究、そしてヘルスケア製品の開発など、整骨院の枠を超えた、非常に”アツイ”マインドをもった企業です。

マークセラピー研究所
所長の根橋さん
マークセラピー研究所が開発した水枕「S-sleep

私は、どんなにデザイナーが頑張っても、根本にあるクライアントの熱意なしには良いデザインは生まれないと思っています。その点、根橋さんは仕事(研究)のことになると熱のこもった語り口で説明してくださるタイプ。多岐にわたる活動に合わせてつくられたそれらのロゴマークも、それぞれにコンセプトがあり、色々なアイディアやモチーフが盛り込まれていて非常に感心しました。それだけに、今回のロゴマークリニューアルに込めた想いは並々のものではありません。「これは中途半端なものは出せないぞ…!」と、いつも以上に気合いを入れて臨みました。

”研究”をもとに様々な事業を展開している。

コンセプトは”骨”

当初は旧シンボルマークから基本コンセプトやモチーフを引き継ぎつつ、ビジュアルを整えていくという指針でアイディアを展開していました。ところが、いかんせん。どこまで行ってもどこかで見たことあるようなオリジナリティに欠けるアイディアしか出てこない…。

最終案にいたるまでに描いたサムネイルの一部

そこで一旦仕切り直して、この企業ならではのオリジナルな”ポイント”は何かを問い直すことにしました。
最も根本にある、この企業たらしめている一点(ポイント)、それは”骨”でした。
整骨院、構造医学研究、枕外来、商品開発…それらの出発点はすべて骨への飽くなき探求から始まっています。
骨、それも頚椎のイメージを書体に重ねるというアイディアがここで生まれました。

頭文字の”M”と首から腰にかけての椎骨の連なるイメージを重ねた最終案

普通なら何案か用意してプレゼンテーションするところですが、今回は「これしかない」と確信し、1案のみでプレゼンテーションさせていただきました。
結果的には、大変気に入っていただけてホッとしました。

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愛知名古屋で活動するプロダクトデザイナー。家電、スーツケース、蛇口、コンピュータ周辺機器、クレーンなど幅広い分野を経験。